流域治水協議会

信濃川水系(信濃川上流)流域治水協議会とは

 信濃川水系(信濃川上流)流域治水協議会は、令和元年度東日本台風をはじめとした近年の激甚な水害や気候変動による水害の激甚化・頻発化に備え、信濃川水系(信濃川上流)流域において、あらゆる関係者が協働して、流域全体で水害を軽減させるための流域治水対策を「信濃川水系(信濃川上流)流域治水プロジェクト」としてとりまとめ、計画的に推進することを目的として設立した協議会です。

 本協議会は、流域全体の構成機関が一堂に会する全体協議会と千曲川・犀川大規模氾濫に関する減災対策協議会とあわせて開催する圏域等協議会の2つの会議をもって構成します。


協議会 構成図
協議会 構成図

千曲川・犀川大規模氾濫に関する減災対策協議会 開催状況

千曲川流域治水サミット

気候変動による水害リスクの増大に備え、流域全体のあらゆる関係者が協働して、流域全体で水害を軽減させる治水対策「流域治水」へ転換。
「日本一の大河 しなのがわ」の上流域(長野県)と下流域(新潟県)双方の交流の場として「千曲川流域治水サミット」が開催され、流域治水の推進に向け、積極的な意見交換がおこなわれました。

日時 令和5年1月30日(月)
会場 長野市生涯学習センター4階
大学習室2.3(WEB併用)

議事
(1)流域治水の実践事例について
(2)話題提供(新潟県長岡市長、三条市長)
(3)流域治水を一歩進めるためのアイデアについて

参加機関
【長野県内】長野市、松本市、上田市、須坂市、小諸市、中野市、大町市、飯山市、塩尻市、佐久市、千曲市、東御市、安曇野市、小海町、佐久穂町、川上村、南牧村、南相木村、北相木村、軽井沢町、御代田町、立科町、長和町、青木村、麻績村、生坂村、山形村、朝日村、筑北村、池田町、松川村、坂城町、小布施町、高山村、山ノ内町、木島平村、野沢温泉村、信濃町、飯綱町、小川村、栄村

【新潟県内】新潟市、長岡市、三条市、小千谷市、加茂市、十日町市、見附市、燕市、五泉市、魚沼市、南魚沼市、弥彦村、津南町

【国・県】国土交通省北陸地方整備局(河川部、信濃川河川事務所、信濃川下流河川事務所、千曲川河川事務所)、長野県(建設部河川課)、新潟県(土木部河川管理課)等

多段階の浸水想定図・水害リスクマップ

 国や都道府県では、これまで、水防法に基づき住民等の迅速かつ円滑な避難に資する水害リスク情報として、想定最大規模降雨を対象とした「洪水浸水想定区域図」を作成し公表してきました。

 国土交通省では、これに加えて、土地利用や住まい方の工夫の検討及び水災害リスクを踏まえた防災まちづくりの検討など、流域治水の取組を推進することを目的として、発生頻度が高い降雨規模の場合に想定される浸水範囲や浸水深を明らかにするため、「多段階の浸水想定図」及び「水害リスクマップ」を作成・公表することとしました。

 犀川上流について、堤防の質的(侵食・洗掘対策に対する)な評価を実施中であり、評価後に多段階の浸水想定図及び水害リスクマップを公表する予定としております。

>多段階の浸水想定図・水害リスクマップ(浸水頻度図)の公表について

信濃川水系(千曲川・犀川) 多段階の浸水想定図

R5年3月公表
河道条件 年超過確率
1/10 1/30 1/50 1/100
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信濃川水系(千曲川・犀川) 水害リスクマップ

R5年3月公表
河道条件 浸水深
0cm以上
全浸水
50cm以上
床上浸水相当
3m以上
1階居室浸水相当
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